一夜漬け

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こんにちは、上熊須です。

そろそろ試験前、暗記科目を必死に詰め込む方も多いのではないでしょうか。

前日に必死に覚える俗に言う「一夜漬け」をされる方もいるかと思います。ですので、今回はその「一夜漬け」について話したいと思います。

「一夜」漬けと言っていますが、自分は一夜漬けは一夜だけでは成功しないと思っています。暗記は反復することによって初めてできることですし、そもそも一晩中だけで全部完璧に覚えられる人は一夜漬けなんてしません。

自分がおすすめする方法は、テストの5日前(最低でも3日前)から、寝る直前に暗記する必要のある単語などを、1回ずつだけでいいので、とにかく全部書くことです。

人間の脳は、寝てる間に記憶のしたことの整理をします。この直前に勉強することで、より記憶したことを定着させることができるのです。

こうやって事前に軽く定着させることにより、一夜漬けはより楽になります。

一夜漬けが楽になれば、さらに長く睡眠が取れ、より記憶したことを定着させることができ、その結果いい点につながるのです。

一夜漬けはもう始まっています。最後のあがきが10点、20点の差になることもあるので是非とも頑張ってほしいです。

 

テスト前日

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講師の森下です。

よく、テスト当日、登校したときに「今日、ぜんぜん寝れてない」という人がいると思います。徹夜をした、という子もいます。
勉強時間の確保方法は人さまざまですが、個人的に、特に暗記科目に限ってはできるだけ睡眠時間を取ることをオススメしています。

というのも、睡眠は脳にとって、一日の間に取得した情報の「整理整頓」の時間になるからです。
私たちが意識していない細かなことでも、脳は常に働き、認識していて、膨大な量の情報を処理をしています。
これを整理し、収取選択している時間が、「睡眠」の時間にあたるといわれています。
(ですから、疲れたときに少しでも目を閉じることが推奨されているのは、目が一番、情報を取り込んでいる器官だからとも言われています)

できれば、テスト前日の夜は暖かいお風呂に入って、早めに寝てしまい、不安な教科がある場合は朝早く起きて勉強する方がいいように思っています。どうしても頭がすっきりしない、まだ眠いときには、テスト範囲のプリントなどを一通り見て、問題もいくつか解いてから、仮眠をとります。もちろん、遅刻のないように目ざまし時計は確実にかけておくことは重要です。
ただ、それまでの生活リズムや体質によっては朝起きることが困難かもしれません。そんなときは、寝る直前に暗記したい言葉や教科の勉強を持ってきてみてください。また、一番覚えたいことを寝る直前に復習してみてください。

ただし、前日に慌てて「まだ課題提出物が終わっていない!」ということがないように、きっちりと事前に取り組むことは必要です。

勉強する?

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こんにちは、中村(宏)です。

「勉強をしよう」と思っても、行動できないという経験が誰にでもあると思います。今日はこの原因について書きたいと思います。

ところで、「勉強する」という言葉を聞いてどのような行動を思い浮かべますか。ある人は単語を覚えること、またある人は計算をすることを思い浮かべていると思います。単に「勉強する」といっても、「具体的に何をする」かは人それぞれです。すぐに行動するためにはこの「具体的な行動」を思い浮かべる必要があります。例えば、料理を作ってくださいという指示よりも鍋を作ってくださいという指示の方がすぐに行動に移ることができます。さらに、鍋を作ってくださいという指示よりももつ鍋を作ってくださいという指示の方がよりすぐに行動できます。

この鍋の例と同様に勉強も具体的に何をするかを決めたほうがすぐに行動できます。「勉強をしよう」よりも「単語を覚えよう」、「単語を覚えよう」よりも「不規則変化の動詞を覚えよう」という目的にしたほうがすぐに勉強に取り掛かれるようになります。

勉強を簡単に考えよう

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こんにちは。講師の中村(元)です。

今日のテーマは「勉強をいかに簡単に考えるか」ということです。

I could distinguish genuine gold from the others then.

という文を考えてみましょう。
この文から形容詞、副詞といった修飾語と助動詞を省くと

I distinguish gold.

という単純な文になります。しかし、上の文の意味を大まかに把握するためには下の文の「主語」「動詞」「目的語」を理解するだけ十分なのです。
英語の長文ではもっと長い文も出てきますが、結局そのような文も「主語」「動詞」「目的語」さえ分かれば文の大体の意味は理解できるはずです。
「長いからダメ」「難しそうだからわからない」ではなく「難しそうな問題を簡単に理解する」ことが問題を解く上でも学力をつける上でも重要な能力です。

勉強と部活

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本日のブログ担当の菱川です。

徐々に暑くなり、そろそろ本格的な夏がやってきそうです。

突然なのですが中学生でよく「勉強と部活を両立したい」ということをよく聞きます。
これはものすごくいいことだと思います。
個人的には勉強と部活は似ていると思います。中学生になり部活がはじまります。誰でも最初はゼロからのスタートです。
最初はボール拾いや清掃などをやらされると思います。そして次に嫌な嫌な基礎練習がはじまります(一番苦しい練習です笑)
基礎が身につくとようやく本格的に部活に参入できます。

勉強も同じではないでしょうか?
部活でのボール拾いや清掃は勉強においては心の構えにあたり、基礎練習は足し算、掛け算その他諸々の勉強における基礎、そうしてそれらが揃ってはじめて問題に向かうことができます。

どちらも練習しないといけません。

『部活』は体を使い『勉強』は頭を使います。
しかし、いづれにせよ『基礎』、『練習』が必要なのだと思います。