文章を書こう!

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こんにちは。講師の中村(元)です。
中学から高校、高校から大学に進学するにあたって、最も変化することの1つが「文章を書く」ということです。答案用紙を見ればよくわかると思いますが、中学では1つの単語を書くだけのスペースしか答案用紙の各解答記入欄には与えられませんでしたが、高校の特に3年生になるとその解答記入欄自体が大きくなり、そして文として解答を書くことを求められます。

そして大学ではほぼ白紙の原稿用紙を渡されて、与えられた問題について自分で解答を作成することが求められます。
すなわちこれは、教育が「文章を書くこと」を要求しているということです。
自分の考えを正しい日本語で、またその分野らしい表現に合わせながら、さらに読み手に対して読みやすく書くというのは案外難しいものです。

大学に進学して最初の期末テストでまっさらな解答用紙を渡されて面食らった方も多いのではないでしょうか。文章を書くことは面倒だと思われがちですし、しかも中学ではそのような問題自体が多くないため勉強をする際に投げ出されやすいです。ですが将来のことを考えれば「文章を書く」という学力を中学のうちから身につけることが望ましいです。

そのためには普段から「自分の考えを文章で伝える」という練習が必要です。これはわざわざ文字に起こすという意味ではありません。例えば口頭で質問された時に「〇△」、「×□」といった単語で相手に理解を求めるのではなく、「…が~だから-と思った」といった文で自分から「相手に理解させる」という意思表示を示すということです。
私は指導に際してこのような「自分の考えを文章で伝える」ということに重点をおいています。思っていても文章で答えられないのではもったいないですし、これを意識することでもっといろんな考えを周りに表現できるようになってほしいと考えています。

生徒指導で注意していること

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こんにちは、上熊須です。

今回は生徒指導で注意していることについてお話します。

自分が一番気をつけているのは、どこまでがよくてどこからが駄目だ、という点をはっきりとさせることです。

そこを曖昧にしたままだと、どこが悪いのかもわからず、全部間違っているのではないかという風に生徒は感じてしまいます。

これは勉強以外にも言えることで、授業の態度なども、例えば自分は生徒の姿勢が悪いくらいでいちいち叱ったりはしませんが、例えばスマートフォンをいじっていたり、露骨に聞く気のないと取られるようなことをすれば叱ります。

このボーダーラインは人によってかなり違っていますが、自分なりにこのボーダーラインをはっきりさせることで、「この人はここまでは大丈夫だけど、これ以上は怒る」というのが伝わると思います。

これは人付き合いなどにも影響しています。もしその人がどうすれば怒るか分かれば、怒らせないようにすることもできるはずです。

だから自分は「自分のボーダーラインをはっきりさせる」という点を気をつけて指導すべきだと思っています。

 

総復習のしかた

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こんにちは、中村(宏)です。

今日は中学3年生の夏の勉強法(復習)について書きます。

中学3年生の夏休みは、苦手な分野の復習をするための絶好の機会です。夏休みで復習をするうえで大事なことは、どの分野の復習をするかを明確にして、単元ごとの学習をすることです。3年生でどんな勉強をしようと悩んでいる人には、問題演習を始める前にまず3年分のテキストの目次だけを流し読みして、単元ごとに自己評価をし、単元に勉強する優先順位を付けることをお勧めします。中学校3年間の範囲が出題される高校入試では、やるべき勉強をピンポイントでやることが重要です。

このピンポイント学習では、学習内容を確実に習得する必要があります。記憶には長期記憶と短期記憶という2つの記憶があります。意味は言葉の通りで、短期記憶が暗算などで使うような一時的な記憶で、長期記憶が自分の名前や住所を覚えるような忘れない記憶です。記憶を短期記憶から長期記憶に切り替えるためには、「思い出す」作業が必要になります。短期記憶はすぐに脳の中のゴミ箱に入れられてしまいます。そのゴミ箱から記憶をあさりだすことを繰り返すことで、脳はその記憶を必要な記憶であると認識してゴミ箱に入れることをやめて本棚に置きます。このとき短期記憶は長期記憶に切り替わります。勉強では小テストがこのあさりだす作業に当たります。過去の学習内容を復習するときは、小テストの計画をたてながら勉強すると効率的です。

まとめ
・何を復習するかを明確にし、優先順位を付ける
・小テストを計画的に行って、復習した単元を定着する

今日は事務仕事

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本日ブログ担当の菱川です。

暑い日が続いていますね。僕も暑くてクーラーが効いた部屋からどうやったら出ないでいいかいつも考えています(笑

 

さて、いつもは塾の講師として誠心館に来ているのですが、今日は生徒数もいつもに比べれば若干少なく、宿題を早めに終わらせたいという生徒も多かったので塾長に頼まれて事務作業をしていました。

プリントをひたすら印刷したり、生徒の成績処理をしたりなど様々なことをさせてもらいました。

そういった作業のなかで一つ思ったことは単純な作業ほどなかなか正確にはできないものだなという事です。最初は注意しながら作業するのですが、慣れてくると少し気持ちが緩んでくることを身を持って体感しました。

以前、高校の先生が「偉大なものはすべて単純である」ということを言っていました。その逆もしかりだと思います。単純な作業や動作を単純だからといってないがしろになかった故に偉大なものになるのかもしれない、という事を一瞬ですが考えました。

でもやっぱり、事務作業より生徒を教えるほうが楽しいです!!夏休みは講師も時間ができるので是非塾に足を運んで勉強しください!!

テスト直前の準備

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こんにちは。講師の中村(元)です。
さて、この時期は期末テストの返却も終わりいよいよ夏休みに突入する頃ですね。多少時期外れではありますが(笑)テストの前日から直前にかけての準備について書きたいと思います。
テスト本番に臨む上で重要なことの1つは「睡眠」です。
「睡眠不足は勉強の大敵!」という考え方は当たり前と思われるかもしれませんが、テスト直前に限らず言えば必ずしもそうであるとは私は思いません。集中力が持続するなら気の済むまで勉強すべきだと思いますし、そもそも問題の内容のメカニズムを完璧に理解したかどうかという点で、多少睡眠不足であっても、あまり考えずとも反射的に問題を解く力がつくのはよいことです。また、勉強を長時間することで勉強をやる癖もつきます。
しかし、テスト直前に限って言えば睡眠は大事です。睡眠のサイクルと言われる1.5時間の整数倍の時間を眠ることがよいとされています。すっきり目覚めることができればテストへのやる気も出るでしょう。
次に食事です。
消化に悪い油ものは脳に血液が回りにくくなり、集中力が途切れる原因となります。できれば前日の夕食、当日の朝食、昼食は消化のいいものや、腹持ちのいい食べ物を少量(もっとも腹持ちのいい食べ物は脂肪を多く含むため、量については注意が必要です。)とるのが望ましいです。
もちろんテストだけでなく普段の勉強にもこういった知識は役立つと思いますので、自分にあった勉強のための生活スタイルを研究してみてはいかがでしょうか。