結果と原因

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こんにちは。中村(宏)です。

今日は指導法について書きたいとも思います。

人間には物事を分類してみる能力が備わっています。黒いものや白いもの、うれしいことや悲しいことなど例を挙げればきりがありません。私が生徒を指導するうえでいつも意識している分類は、結果と原因です。学習における結果とは答案や成績などであり、原因とは考え方や学習態度などです。一つ一つの結果を改善しようとすると莫大な時間と労力がかかってしまいますが、原因を改善することによりスムーズに結果を改善することが出来ます。そのため、私の指導法では原因へのアプローチを優先的に行っています。

それでは生徒の解答に一つの間違った答案(結果)があったとします。このとき、どのように対処したらよいでしょうか。結果へアプローチする指導法では、正しい解答をひたすら練習させたり間違えを注意し続けたりします。この勉強法にはデメリットが2つあります。それは勉強が苦しくなることと応用力がなくなることです。応用問題では基礎に対する理解がとても重要になり、理解無くして暗記した内容はほとんど役に立ちません。それでは、原因に対するアプローチはどうしたらよいでしょうか。私の授業ではよく生徒に「どうやって考えたの?」と聴きます。生徒に自身の解答を説明してもらいながら、生徒と一緒にちゃんと理解できていなことは何かを探し、基礎の理解や精度を高めます。この指導法で難しいところは、生徒に必要以上の圧力をかけないしゃべり方です。よく日常生活で「なんで?」や「どうして?」という言葉を使いますが、この言葉には原因を聞こうとする意図以外に相手を問い詰めたり責めたりするニュアンスが含まれている気がします。それらの負のニュアンスを含ませずに「なぜ?」と聴くのはなかなか至難の技です。

また、原因へのアプローチは成績に対しても応用することが出来ます。悪い成績に対して、どれだけ「成績が悪い」と責めても、その結果は変わることはありません。本当にやるべきことは、なぜ勉強をしないのか、なぜ勉強が苦手なのかを相手を責めることなく一緒に考えることではないでしょうか。

将来の夢の見つけ方

DSC03303講師の宮本です。いよいよ冬休みですね。クリスマスにお正月に、さらに受験勉強と長期休暇なのに普段より忙しい人も多いのではないかと思われます。

今日は表題のとおり将来に夢を見つける方法についてお話ししたいと思います。学級図書を覗けば、なりたい職業についての本が多く並んでいます。『13歳のハローワーク』なんかはどの教室にも置いてあるのではないでしょうか。そういった本を開けば、まだ学校の生徒でしかない子供たちの好奇心を大いに刺激します。そうやってみんな将来自分のなりたい姿を想像し、想像力を磨いていくのでしょう。ちなみに僕は中学生の頃、漁師を志望していました。

当然、本で見つけただけではその職業を本格的に目指すきっかけにはなりません。実際にその仕事に触れ、単なる興味以上のものを抱く必要があります。そのために親の手助けは欠かせません。

子供にいろんな経験をさせることこそ将来の可能性を大きく広げる為の不可欠な要素です。エコトレッキングに連れて行って自然と環境への関心を深めさせるもよし、旅行に連れていくだけでも様々な他者とのかかわりを経験することができます。あるいは自分の仕事を子供に紹介することも将来のことに目を向けさせる一つの手段です。

これから2週間ほど冬休みが続きます。この期間を利用して子供にいろんな経験をさせてみては?

時間の見つけ方

DSC03358こんにちは、須貝友裕です。テスト勉強で、(この科目勉強する時間がない)と思ったことがありませんか?その状態でテストを受けて、悪い点を取るというようなことがあると思います。そして、勉強する時間がないっていうことを言い訳に使おうとしませんか?

宿題する時間がない、テスト勉強する時間がないってのはただの逃げ道です。中学生、高校生でそのようなこと言ってたら、大学生になれば、バイトをして、サークルをしてどんどん時間がなくなるでしょう。

それでも、大学ではレポート課題もありますし、テストもあります。勉強時間がないっていう逃げ道はもう使えません。ここで言いたいのは、時間を作るのが大切なのです。実際、ゲーム、テレビを長時間したり、見たりして、勉強する時間がないのがほとんどでしょう。

この時間を減らせば、勉強する時間はあります。このような時間を作ることは生活規則を正すにもいいので、実際にやってみるのはいかがでしょうか。ではでは。

自習と自立学習

DSC03326こんにちは。中村(宏)です。

今日は自立学習について書きたいと思います。

自習と自立学習の違いとは、何だと思いますか?私の見解ですが、自習とは一人でする勉強のことです。対して、自立学習とは何を勉強するかを自分自身で考えて勉強に取り組むことです。自立学習の能力は受験勉強はもちろん、生きていく上でも役に立つ能力です。

自立学習と自習は同じものであると考えられることもありますが、私は全く別物であると考えています。自立学習をするための能力を伸ばす方法としてはもちろん自習もありますが、個別指導や少人数指導を活用することでより効率よく自立学習の能力を身につけることができます。その理由は個別・少人数指導では、解答の失敗や理解できていない分野の分析ができるからです。生徒が数学の宿題をしているときに、わからなかった問題の答えを赤ペンで丸写ししているのをよく見かけますが、問題が解けなかった原因をちゃんと分析できていなければこの勉強法の効果は全くありません。問題が解けなかったときには、まずなぜこの問題が解けなかったのだろうという分析が必要です。この分析の結果は、知識不足や公式の理解不足など様々な弱点を示してくれて、何を勉強したらよいかということを明確に示してくれます。

本当の勉強は宿題や課題からではなく、自分に今何が必要であるかという問いから始まります。食事で必要な栄養を必要な量摂取することが健康につながるように、学習で必要な勉強を必要量こなすことが本当の知性を育みます。もちろん、このような勉強を中高生にいきなり期待するのは少し酷です。しかし、個別・少人数学習では講師がこのお手伝いをすることができます。

決められた作業や課題だけをこなすだけではなく、自分で考えて物事を進めていく能力こそが自立学習の力です。その能力を訓練するための手段としての個別指導を目指して日々努力していきます。

単語に色を付けて覚える

DSC03317こんちには、講師の伊東春香です。

今回は私の勉強の仕方について少しお話ししようと思います。

みなさん、中学生でも高校生でも単語を覚えるのに苦労している人は多いのではないでしょうか?私は大学でドイツ語を専攻しているのですが、ドイツ語って単語を覚えるのがとても難しいのです。なぜかというと、各単語それぞれに”性”というものがあるんです。例えば机は男性名詞、バスは女性名詞などなど。どういう基準か分かりませんが全部に男性,中性、女性が割り振られているので、単語の意味を覚えて、スペルを覚えて、性も覚える…そう簡単には頭に入ってきません。

そこで私が使っている暗記法が、「単語に色を付けて覚える」です。

何となく男性は青色、中性は黄色、女性はピンク色というイメージがあるので、単語帳に単語を書いてその上から蛍光ペンで塗って、色と関連付けて覚えています。青色(男性)の机にピンク色(女性)のバス…こう考えると覚えやすくないですか?このように頭の中に絵を描くと頭に入ってきやすくなって覚えられるようになりました(^^)/

英単語や古文単語に性はありませんが、色や絵を関連付けると覚えやすくなると思います。私が高校時代に使っていた古文単語帳にも単語の横に挿絵が入っていたので、その絵と一緒に覚えていました。

英語も古文も漢文も、単語が分かればとても読み進めやくなると思うので成績も上がりやすくなるのではないでしょうか(^◇^)