常に指を動かし続ける!

DSC03425
こんにちは。講師の中村元幾です。

今年も入試のシーズンがやってきましたね。センター試験は終わりましたが高校入試、大学の2次試験はこれから、という人は多いと思います。

さて、入試本番に頭が真っ白になった経験はないでしょうか。「普段ならできそうなのに・・・」「これに似たパターンの問題を解いたことがあるはずなのに・・・」と考えれば考えるほど焦って、余計に思い出せなくなるという悪循環を経験したことがある人もいると思います。

こんな時、心を落ち着かせるにはどうすればいいのでしょうか。僕は「なんでもいいから書き続ける!」という方法を推します。

焦りを生む原因は考えているのに全く解答が進まないことだと思います。ならば、「解答を書いているフリ」をしてしまえばいいのです。数学で何をしたらいいのかわからないのなら、与えられた仮定からわかることを(例えば7の倍数~と書いてあるなら7n(nは整数)~と)、作文でどう書き出していったらいいのかわからないのなら、使えそうな構文を(趣味や特技の話ならbe good at ~などを)とりあえず書き出してみます。

このようにヒントになるようなことを書き出すことで実際に解答を思いつくこともありますし、仮にヒントにならなくても落ち着くことができるのならばやる価値はあります。

基礎的な知識を覚えることはもちろん学力の向上のためでもありますが、このように「とにかく書き出す」ためにも十分役に立つでしょう。

3時間、3日、3週間で復習を

DSC03392こんばんは!講師の丸野です。最近読書にはまっていてとくに山田悠介という方の本にはまっています。おすすめは「その時までサヨナラ」という本です。とても感動する内容なので皆さん是非一度は読んでみてください!

さて、大分話がそれてしまいましたが本題に入ろうと思います。

みなさんは人間の記憶の曖昧さを知っていますか?昔自分の担任の先生から聞いて印象に残った話なので今回話そうと思います(聞いた話なので確証はないです)

なんと人間の記憶は1日で約70%忘れていくらしいのです!なので勉強しても次の日には約30%しか記憶に残ってないのだとか、、確かに僕も時々昨日のご飯のメニューが思い出せない時が多々あります(笑)

これはとても辛いですよね、せっかく勉強したのに次の日には30%しか脳に定着していない。そこでこの事態を解決するためには「こまめに復習」すればいいのです!

確かに人間の脳はすぐに忘れてしまいますがその一方繰り返し見聞きしたものは自然と記憶に残りやすいという特性があります。

昔担任の先生が言っていたものはタイトルにある通り自分が勉強した内容を「3時間後、3日後、3週間後に復習」すれば大丈夫だそうです。なんでも3時間、3日、3週間というのはちょうど記憶から消えそうになる期間なんだとか(なぜかはわかりません(笑))なのでその期間にその都度記憶を復活させてあげれば最後の3週間後には忘れていることはないのだとか。

皆さんも記憶の仕組みを有効に使った勉強をしてみませんか?

やる気の出し方

DSC03402はじめまして、先月から誠心館で講師をさせていただいている木村といいます。

ブログを書くのは初めてなので、今回は勉強をするにあたってやる気の出し方などを少し書いていきたいと思います。

まずそもそも、やる気というのはどこかを探せば転がっているものではなく、自分の中から湧き立たせるものです。特に勉強というのは自分が好きでやっている趣味や部活などと比べてやりたくない人もやはり多いことでしょうが、目標もないまま嫌々やっていてはモチベーションが上がるわけもありません。大事なのは自分が勉強する目的、目標を自分の中で明確にすることです。

志望している学校にどうしても入りたい、ライバルに負けたくない、周りの人間に認められたい、など色々あると思いますが理由はなんでも構いません。どんなものであったとしても立派な理由だと言えるでしょう。ただ、何かしら目標を絶対に作らなければなりません。

自分に合った参考書選びであるとか、効率のいい勉強法だとか、成績を上げるために色々気になることはあるとは思いますが、そういうことよりも自分が何のために頑張るのか、何のために努力するのか、といったことを自分の中で明確にしていくことが大事です。最終的に頑張れるかどうかは、自分が目標に向かってどれだけ強い気持ちを持ち続けられるかどうかにかかっているでしょう。

この時期は受験生にとっては言うまでもなく大詰めの時期ですが、そうでない生徒の皆さんにとっても年が明けて、あるいは来年度に向けて心機一転頑張り始めるのに適している時期かと思います。ぜひ皆さんもじっくり考えてみてはどうかと思います。

センター試験を解いてみよう

DSC03391こんにちは、上熊須です。

センター試験が終わり、高3の方々は自己採点もされたと思います。センター試験では何が起こるかわからないので、実力以上の結果を出せた人や全く実力を出せなかった人もいると思います。今年は数学IIBが難しかったので、得意な人と苦手な人でかなり差がついたと思います。

高2や高1の人には関係ないと考える方々も居ますが、一回センター試験を解いているかいないかはこれからの勉強に大きく影響を与えます。必ず一度は挑戦してみましょう。

センター試験に挑戦するといっても、全ての科目をやる必要はもちろんありません。理科社会はまだ習っていないところが多いはずですし、数IIBは始まってもいない人もいるでしょう。

ですが、国語の現代文は高1ならばいままでやってきた事柄で十分解ける可能性はあります。理系なら数IAが解ける人もいるでしょう。特にセンター試験の国語は独特の癖があり、これを理解することによってセンター対策の勉強が格段に楽になります。

センター試験では知識だけではなく、とっさの対応力や、解くにはどこを読めばいいのかを考える力も必要です。センター試験を解くことによって、知識だけでなくそれ以外のテストを解く力を身に着けることができるはずです。

文章力を鍛えるには

DSC03384講師の宮本です。最近は就職活動に加え研究室に配属されて日々忙しなく働いております。

この段になってつくづく実感することに、文章を作成する経験を積む良い機会に恵まれたことです。社会人となってからは言わずもがな、社会人になるために就職希望先の企業へ何通も文章を送ります。最近では入学試験として小論文を課す学校も少なくありません。その他いろいろな機会で文章を作って他人に読んでもらわなければならないシーンがあります。

確実に要求されるこのスキルですが、ではこれはどのように習得すればいいのか。学校での授業だけでなく文章に触れる機会なんてありふれているけれど、それだけでは必要な文法や言葉の選び方は身に着かない。目を惹くような文章などは特別な才能と訓練を要します。

提案したいのは、SNSやブログなどで中高生が自己を表現する場を家庭でも励行することです。読書感想文などのように決められたフォーマットを提供するのではなく、固定されていない形式やテーマで。他者に読まれているという意識を持つことで文法や語彙も洗練されるでしょう。

もちろんネットで自己を発信することはトラブルにつながるケースもありますが、うまく使いこなせば教育という面でも有用なツールだと思います。