こんにちは、理系講師の中村(宏)です。
誠心館では演習を中心とした3~4時間の授業をしています。このような授業では集中力が持たないのではないかとよく心配されます。
もちろん集中力には個人差があり、3時間ずっと集中力できる子もいれば、途中で集中力が切れてしまう子もいます。集中して勉強することは成績アップに絶対不可欠な要素です。
そこで私は生徒に2つの目標を与えています。2つの目標とは制限時間と演習量です。具体例を挙げれば20ページの演習を3時間で解くという目標をたてます。さらにその演習を15分間に2ページを解くという演習10回分に分けます。その演習では、制限時間をストップウォッチで測っているので生徒も集中して演習に取り組んでくれます。集中力が長持ちしない生徒にお勧めの勉強法です。また、この勉強法では目標を達成する経験を1回の授業中に何度も経験できるので勉強への意欲も増えます。
陸上競技で短距離や長距離の得手不得手があるように、集中にも短時間や長時間の得手不得手があります。勉強法はそれぞれの生徒にあったものがベストです。誠心館では一人一人の生徒の成長を応援します。