講師の指導方法について思うこと。

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講師リーダーの上熊須です。

誠心館の講師には色々な人がいます。
理系文系の違いだけでなく、運動部と文化部から授業の方針までかなり差があります。
今日は講師による授業の方針の違いについて話したいと思います。

講師の授業は大きく分けると2通りに区別できます。
一つは足場を十分に固めながら先に進める講師です。
文法、単語など何かに躓いたらすぐにその原因の解説をし、納得できるまで反復します。
また、このタイプの講師は生徒との雑談を交えながらやる気を引き出すことが得意な傾向にあります。

もう一つは生徒のポテンシャルを最大限に引き出し、可能な限り問題を解かせる講師です。
文法、単語だけでなくより早く解くための計算法など、その単元を最大限にまで理解できるようにすべてを詰め込んだ授業を行います。
また、このタイプの講師は、現在はまだ習ってない知識でもその単元に役立つなら教えるため、詰め込んだ授業になり、宿題が多くなる傾向になります。

生徒によってどちらの授業がより良いかは異なります。
基礎からやる必要がある人は前者の講師が、基礎を十分に理解できている人は後者の講師が合う傾向にありますが、それも一概には言えません。

講師、生徒やその両親方の意見をもとに塾長が生徒に合うように講師を選んでいます。
もし合わないなと感じたら遠慮なく言っていただいてかまいません。
それは生徒が悪い、講師が悪いといった話ではなく、ただ相性が悪いだけであることがほとんどなので、講師が変わればうまくいくことが多いです。

生徒に色々な人がいるように、講師にも色々な人がいます。
人が合うか合わないかだけで勉強が嫌いになるのは誰の得にもなりません。
何か意見があればぜひともこちらに伝えて頂きたいです。