計画を立てる際の注意

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こんにちは、講師の木村です。

今日は僕が普段頭の中で考えていることを少し書いていきたいと思います。

皆さんが、例えば試験前に勉強の計画を立てるとしましょう。勉強の計画を立てることは自分がどの科目をどのくらい勉強すればいいのかが明確になったり、また勉強する内容や時間を明確にすることで勉強の効率化に繋がったり、といいことずくめですから是非自分で勉強をする前に計画を立ててもらいたいと思います。

しかし、まあ計画を立てたからと言ってその自分が立てた計画通りに勉強が進むとは限りません。勉強が難しくて思ったように進まなかったり、あるいは勉強をサボってしまったりということも時にはあるかもしれません。計画通りに物事が運ばないと心配になったりあるいは焦ったりしてしまうかもしれませんが、しかしその必要はありません。日本人はいわゆる完璧主義の人間が多いと言われていますが(完璧主義についてはメリットもデメリットもあるのですがそれは別の機会に話します)、そもそも皆さんは機械ではなく人間なのですから自分の立てた計画通りに100%完璧に動くことは難しいのです、多かれ少なかれ計画とは違いが出てきてしまうでしょう。焦ったり過去の自分を後悔したりする必要はありません、「最善」がダメだったならばすぐに「次善」に向かって切り替えて頑張っていけばいいのです。

僕の好きな漫画の作中にこういう台詞があります。「人生はいつも準備不足の連続だ、常に手持ちの材料で前に進む癖をつけておくがいい」、つまりこの場合は勉強の話ですが、完璧に計画をこなして万全の状態で試験を受けられる人の方が圧倒的に少ないんです。焦る必要はありません、計画が思い通りに運ばなくても過去のことを悔いるよりは気持ちを切り替えて今から出来ることを考えて頑張りましょう。そして、試験では自分のその時点で持っている力を最大限に使えるように落ち着いて臨みましょう。