考えながらノートを取る

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こんにちは。講師の中村元幾です。

みなさんはノートを取るときに何を考えながら書いているでしょうか。

もちろん書くことによって様々な部分が刺激され、記憶に繋がることは確かです。しかし、単に黒板や教科書の丸写しはあまり考えずともできるため、その効果は薄くなりがちです。

それにノートを使って復習するのは自分です。後から読み返してどの部分がよくわからなかったのか、難しかったのかを明確にした方が効率的だと考えられます。

そのために思い切ってわからなかったところだけをノートに取ることも手ですが、前後の文脈が大事だったり、後から書いてない部分はわからなくなったりする場合もあります。

基本的には黒板に書かれた内容や余談をノートに取りつつも、しっかりその内容を読解し、理解した状態でノートに書き写せばより強く記憶できるはずです。どうしても黒板の内容がわからない場合は丸写しでいいので、後から必ず解決するようにしましょう。

テスト前にはさらにそのノートを使って、わかる内容は簡単にまとめるかそれこそ書かなくてもいいですし、難しい範囲に絞ってまとめたノートを作ってみてはどうでしょうか。

最近はノートへのマーカーは多くても1色だけとか、全く使わなくてよいとも言われるようになってきていますね。マーカーを使うことでその内容を「覚えたつもり」になってしまったり、カラフルすぎて逆に見にくくなることを防ぐためとも言われています。

だまされたと思ってシャーペンだけ、もしくはシャーペンと赤ペンだけでノートを取るのもおもしろいかもしれません。

せっかくがんばって書き写すノートです。色々有効活用すればその労力も報われることと思います。

以上です。今年も1年ありがとうございました。ベトナム旅行も本当に楽しかったです。来年も3月までではありますがよろしくお願い致します。よいお年を。