立ち止まって考える

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こんにちは。中村(宏)です。

先日は初めての試みとして数学の集団授業をしました。授業のテーマは「数学の文字とは何か」です。文字式は数学で初めて登場する内容で、その文字がどのようなものであるかということを理解できていないと中学校の数学の勉強が苦手になってしまいます。

授業では、文字とは①カプセルに入った文字のようなものであり、②同じ文字の中には同じ数字が入っているものであるというイメージをつくりました。(イメージしやすいようにガチャポンのカプセルを用意しました)

それに加えて、公式を理解するために公式の日本語訳をしました。公式の日本語」とは、「A=BならばA+C=B+C」のような公式を十歳年下の弟や妹に説明するときにどう説明するかということを考えます。ちなみに前述の公式は「もともと同じもの(AとB)に、おなじもの(C)を足しても同じまま」と説明できます。

この2つのことを理解したうえで、方程式の計算問題を解くと中学校で最難関レベルの計算問題が簡単に解けてしまいます。

自分自身に数学の公式や概念をきちんと説明することで難しい問題も簡単解くことができます。将来的に入試などで応用問題を解くためにも、理解しがたい内容が出てきたときには、次の内容に急ぐのではなく理解しがたい内容を立ち止まって考えることをおすすめします。