講師の宮本です。就職活動も大詰めを迎え、非常に胃が痛い時期が続きます。8月の内定解禁までに何とか目途をつけたいところです。
企業との面接で繰り返し使っている言葉に、目的をちゃんと見定めて行動することができるのか、というものがあります。例えば入社して働くとき、持てるスキルを存分に発揮して活躍することができる、これは大いに結構なわけですが、これだけでは物足りない。そのスキルを正しい方向に向けるための指標が必要なわけです。
それが目的というものになります。まず目的からスタートし、そのうえで客観的に現状を分析する。すると目的と現状にギャップが見えてくるわけですから、これを課題ととらえる。この課題を解決するためにいろいろな努力をするわけです。
これが学習においてもあてはめることができる。将来の目標を実現するために現状不足しているものはなにか、それを埋めるために努力をしよう。これを経てはじめて効率的な学習ができるのです。
担当している生徒たちにも問題の解説をするだけでなく目的・目標の視点から勉強する考え方も伝えていきたいと思います。