最大値

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こんにちは、中村(宏)です。

今日は身の回りの関数と勉強法について書きます。

算数問題ですが、ペットボトル1本100円のジュースを100個売った場合、売り上げの合計は10000円になります。このとき、1缶の値段を200円に釣り上げても、売り上げは2倍になるどころか、だれも買わなくなってしまい、ほぼ売り上げ0円になってしまいます。

これを数学の関数で考えると、(売上)=(単価)×(個数)となります。さらに(個数)は(単価)によって決まるという関係があります。数学でy=x(100-x)という関数に似ています(現実の問題のほうがだいぶ複雑です)。yはxと(100-x)を掛けた値であり、xが増えると(100-x)の値が小さくなり、ある値を境にyの値は減り始めてしまいます。

この考え方はテスト勉強にも応用できます。(勉強の成果)=(勉強時間)×(集中力)という関数を考えるとします。勉強時間を徹夜などで増やす場合、集中力が減ってしまいます。これは前のジュースの例と同じであり、ある徹夜の程度を超えると集中力がなくなってしまい、結果的に学習の成果が下がってしまいます。

テスト直前ほど、短時間でいかにして勉強を終わらせるかということが大事になります。