指導者を指導するということ

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こんにちは、講師の阿部です。

今日は新しく入ってきた講師の方に何を伝えているかを書こうと思います。
というのも、時が経つのは早いもので、私も誠心館で講師を始めて三年目。最近は、時々新しい講師の方の研修を行っています。

けれども、立場上対等である講師を指導するというのは、生徒を指導するより、ある意味では難しいです。

相手には相手のプライドと指導理念があり、勿論私にもそれらは存在します。

これは、容易に変えられるものではないことも、この数年で学んできました。

尊敬している先生、自分の勉強方法、それぞれが歩んできた道のりに影響され、無意識のうちに、理想の指導者像というのが、我々の頭の中にあるからです。

そのため、私は、できるだけ自分の指導スタイルを相手には押しつけないようにしています。人の指導法は一例に過ぎないですし、ベストな指導法というのは生徒さんと講師の関係性や適性によって千差万別です。

さて、新年度となり、新しい講師の皆さんも誠心館に入ってこられる時期となりました。

新講師の方々には、自分だけの新しい指導法を発見し、誠心館に新しい風を吹かせて頂ければと思っています。