常に指を動かし続ける!

DSC03425
こんにちは。講師の中村元幾です。

今年も入試のシーズンがやってきましたね。センター試験は終わりましたが高校入試、大学の2次試験はこれから、という人は多いと思います。

さて、入試本番に頭が真っ白になった経験はないでしょうか。「普段ならできそうなのに・・・」「これに似たパターンの問題を解いたことがあるはずなのに・・・」と考えれば考えるほど焦って、余計に思い出せなくなるという悪循環を経験したことがある人もいると思います。

こんな時、心を落ち着かせるにはどうすればいいのでしょうか。僕は「なんでもいいから書き続ける!」という方法を推します。

焦りを生む原因は考えているのに全く解答が進まないことだと思います。ならば、「解答を書いているフリ」をしてしまえばいいのです。数学で何をしたらいいのかわからないのなら、与えられた仮定からわかることを(例えば7の倍数~と書いてあるなら7n(nは整数)~と)、作文でどう書き出していったらいいのかわからないのなら、使えそうな構文を(趣味や特技の話ならbe good at ~などを)とりあえず書き出してみます。

このようにヒントになるようなことを書き出すことで実際に解答を思いつくこともありますし、仮にヒントにならなくても落ち着くことができるのならばやる価値はあります。

基礎的な知識を覚えることはもちろん学力の向上のためでもありますが、このように「とにかく書き出す」ためにも十分役に立つでしょう。