学習内容の繋がり

DSC03373こんにちは。講師の中村元幾です。

勉強は継続して行うものですが、教科書の新しいページに進む度に前の内容を関係ないからと言って忘れてしまう、なんてことはないでしょうか。

例えば三角形の面積、底辺の長さがわかっている状況で高さを求める際に、(面積)÷(底辺の長さ)×2を計算し、高さを求めることができます。しかし数学で文字、方程式を学んだ上でこのやり方をするのは非常にもったいないです。

高さをhとし、(底辺の長さ)×h×(1/2)=(面積)という方程式を作るという考え方を学んだわけであり、なによりもっと複雑な式になった際には圧倒的にこの考え方で解く方が便利です。

これは数学に限らず社会などにも言えます。歴史の出来事を1つずつ覚えていくよりも、なぜその出来事が起きたかを考えて教科書の内容を深く理解することが大事です。

新しい内容、新しい単元に入った時に、今までやった内容がどこに使われているのかを考えて勉強していくこと学習に対する大事な取り組みの1つだと思います。