受験生を教えていて思うこと

こんにちは。講師の今井です。

猛暑が厳しい中、いかがお過ごしでしょうか。もう冷房器具がなければ過ごすことが不可能であるように感じさせられる日々が続いています。夏はまだまだ続きますが、一緒に頑張っていきましょう。今回は、数年前は受験生だった私が、今受験生を教えていて思ったことを書いていこうかと思います。

大学受験といえば、高校受験の時よりも重く、将来に直接かかわってくるように感じられます。そして夏休み中に、いかにして苦手の克服をするかで、受験の合否に大きくかかわってきます。

しかし、まだ半年前ということもあり、受験をあまり深くは意識しにくいというような微妙な感じだと思います。そのため、私自身が感じていたように、生徒もやる気はあるが、気持ちが完全には乗りにくく、全力が出しにくいのかなという印象があります。

夏休みの最初は、学力という問題よりも自分自身の気持ちの問題であり、いかにしてやる気を継続させるのかが大切だと思います。

受験生以外はろくに勉強していなかった私ですが、夏休みの最初に長時間の勉強になれることができたのが、とても大きかったのだとあらためて感じています。気持ちがあまり乗れてない人は一週間だけでいいので毎日いつもよりも長めに勉強して、無理やり慣れさせてみてください。

やる気の問題以外にも、何を勉強すればいいかがわからない、もしくはこの勉強法でいいのかなどの不安を抱えているなと感じます。

今までの試験とは違い範囲が全範囲でさらに志望校によって問題傾向が異なるなど、自分の勉強方法に自信が持てない人が大半だと思います。

これは私自身の意見になってしまうのですが、時間はたっぷりあるので今までの範囲をとりあえず復習するのと、苦手だと思う範囲を克服するのがいいと思います。

過去問を解いて傾向をつかむことも重要ですが、変に過去問などに手を出してわからなくて、ほとんど解けなくてつまずくよりは、基本をしっかり固めたほうがいいと思います。

また、なんの参考書をすればわからない生徒も多いですが、参考書を何冊も手を出すよりは、一つのものを完璧にするなど、特に新しく手を出す必要はないと思います。

受験生にとっては夏休みが大変だとは思いますが、とりあえず勉強時間を増やすのと基本をしっかりさせることさえしていれば、周りの受験生に遅れることはないのでぜひ頑張ってください。