講師の宮本です。愈々受験シーズンも終盤を迎え、新たなステージへと登ることへ想いを馳せている人も多いでしょう。小学生は中学生に、中学生は高校生に。
今年は中学三年生の生徒が多かったので、中学生と高校生がいかに異なる存在かということを書きたいと思います。形式的には中学校で義務教育を終えて、高校への進学は自分が選択したということになります。つまるところ中学校と高校の違いはその自由さです。部活や授業についての選択肢が増え、いつでもそれらを選ぶ自由が与えられます。学校によってはアルバイトを容認しているところもありますし、やっていいことの幅は中学生の時と比べて格段に広がります。
しかしその自由には裏返しがあります。それは責任を持たなければいけないということです。ある程度までの自由は認めるけれども、ただし間違いを犯したときの責任は自分で取ること。責任の取り方は様々。謝罪であったり行動であったり、あるいは金銭によって購うということもあるでしょう。
高校生はそこである種のバランス感覚を身につけなくてはいけません。やりたいこととやってはいけないこと。自由と責任。それは大人になるための重要なステップの一つであるでしょう。