テストのやり直し


DSC02860

こんにちは。講師の中村(元)です。

いよいよ中間テストの返却の時期ですね。さて、テストが返ってくるとみなさんはどうしますでしょうか。
テストの結果で一喜一憂したり、テストのことを忘れて遊んだりといろいろあると思います。

しかし、そのテスト返却後の過程の中で必ず通ってほしいところが「テストのやり直し」です。

定期テストは生徒の成績を決める上で大きなウエイトを占める部分ですから、その問題は生徒の学力を測るのに適した良問であることが非常に多いです。
また普通の問題集ではどうしても問題の数が多いため、いちいちその問題の意図やその意味を知ることは難しいです。
しかし、定期テストは分量が適当であるためやり直しがしやすく、前述した通り良問やその単元を代表する問題が多いため、テストをやり直すことでその問題の意図や意味を理解することはその単元を深く理解することに直結します。
その結果としてその後の単元や入試にも役立つと言えるでしょう。

このようなメリットを考えると、定期テストのやり直しをしないことはすごくもったいないです。

テストのやり直しに慣れるために、普段から問題集のやり直しをする癖をつけてほしいと思います。
問題の数はこなすのに、やり直しをせず単に赤ペンで答え合わせをして終わってしまう生徒が非常に多いです。これは、非常に非効率的な勉強方法と言わざるを得ません。
間違った問題の解答を見て、解答方法や意味を理解して、何も見ずにその問題を解けて、初めて「やり直し」をしたということになります。

特に文章問題は解答を読むだけでも力になります。文章問題が苦手な生徒は必ず実践してほしいです。