こんにちは!講師の阿部です。
今日はいつも心がけている、指導方針についてお話ししようと思います。
前回、常識を疑う。というタイトルでブログを書かせて頂いたように、
基本的に私は、何でも疑ってかかります。
これは、日常生活においてはあまり良い性質とは言えませんが、
学問を進める上で非常に重要な姿勢だと、私は考えています。
というのも、他者の意見を「疑う」こともなく鵜呑みにすれば、
必ず、その他者の理解を上回ることはなく、従って進歩もないからです。
この点を考慮すれば、人類の進歩は歴史上の数多の人間が「疑った」ことの
積み重ねであると言えます。
そして私は、自身が指導している生徒の皆さんにこの「疑う」姿勢を持ってほしいのです。
そのため、私はよく「本当にそう?」という言葉を口にします。
これは勿論、疑う姿勢をつけてほしいがための発言でもありますが、
もう一つ、今勉強している分野の理解度が私のレベルを超えてほしいという
願いもこもった発言なのです。
青は藍(あい)より出(い)でて藍より青し 出藍の誉れという諺があるように
私は、皆さんに超えられることを誉れだと感じます。
皆さんの奮闘を期待します。