当たり前の話ですが、すぐに「はい!」と返事をしてそのまま実行する生徒は伸びます。
「計算の途中式は必ず書こう!」といっても、ちょっと目を離すとすぐに省略して間違える(汗)
「=の位置をしっかり揃えて」といっても、すぐに斜めになってしまう^^;
これは生徒の性格の問題であり、さらには日常の生活習慣の現われとも言えます^^;
いくら講師が上手に説明しても、指導したことをやらなければ学力向上にはつながりません。
学ぶは語源から「まねぶ」からきているとも言われ、師匠のやり方を真似をするところから始まったという説もあります。なので、最初の基礎学習に関してはしっかりと真似をしてほしいものです。
これは講師にもいえることで生徒に指導するということは、ただ情報を言葉で伝達するだけでなく相手の気持ちや心の状態を察しながら生徒のハートにしっかり伝えることが肝心です。
知識があっても解説がうまくても生徒に伝わり一人でできるようにならないと意味がありません。技(授業の質)と心(相手の気持ちを掴む)のバランスが非常に大事ですね。
誠心館の新人講師も常に自分の授業を振り返り、素直に先輩の授業を学びながら自分のスタイルを築き上げてほしいものです。
写真は中村(元)先生の授業。天中1年、天中2年、伊丹北高1年の3人をバランスよく個別指導中。奥の高校生は英検勉強中^^