小学生の間は本をたくさん読む習慣を身につけてほしいと思います。

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ここ数年、計算問題はできるけど文章問題ができないという生徒が増えております。

原因はいろいろあると思うのですが、やはり小学生時代に読み聞かせや読書量が少ないために文章を読んでも状況をイメージできない、内容をしっかりと把握できないということが起きているといえるのではないでしょうか?

なので、理科のこの問題が分からないと質問を受けた場合に講師がゆっくりと文章を読んで解説するとほとんどの生徒は「そういうことなんだ!」と理解できるのですが、一人で読むと文章の意味が理解できないというのは、あきらかに文章を読み解く力(イメージする力)の不足です。

以前より、小学生の保護者様には本を読む習慣の重要性をお話しておりますが、国語(読解)力は10歳でほぼ決まると言われておりますので、英会話教室や他の習い事もいいのですが、同時に本をたくさん読む(多読)も心掛けてほしいものです。

誠心館でもいろいろ考えた結果、来年はスタートアップコースの代わりに(仮称)読書くらぶを設けて良書多読を推進していきます。
当面は感想文を書いたり速読を強要するのではなく、自由に自分のペースで好きな本を読む。本を読んで「知る」「わかる」ことの楽しさを実感してもらうことを目的にします。

読書だけなんですか?? という声もあがりそうですし、どれくらいの申込みがあるのかもわかりませんが、地域の子供達の成長に少しでもお役に立てれば本望です。

保護者の皆様へ
詳しくは来年の塾報にてお知らせしますので、今しばらくお待ちくださいませ。