昨日も保護者懇談をさせてもらいましたが、年3回の懇談は本当に勉強になります。
塾の仕事は決められた時間、勉強を教えるサービスを提供しているわけですが、それはあくまで手段の話であり目的は自分のことが自分でできる人材を育成することだという気持ちがあります。
定期テストの点数も大事ですが、すべてお膳立てして生徒に点数を取らせるのではなく自分のことは自分で決めるというスタンスを常に念頭に置いておりますので、効率を追求して全員に同じ宿題を出すようなある意味、学校と同じことはしたくありません。宿題は必要な人だけがやればいいのです。
人生は課題解決の連続であり、小、中、高校生の期間はその練習ではないでしょうか?
生徒たちは一人ひとり顔も性格も違いますし、生まれた家庭環境もまったく違います。その中で自分に与えられたテーマをクリアしていきながら、人間的に成長していくのが人生そのものであり醍醐味だと思います。
テストで95点をとりながら提出物を一切出さずに通知表が「3」の人。いい勉強をしていると思います。世の中はすべて自分が蒔いたタネどおり。原因と結果の法則、そして出来事は何時も自己責任であることが少し理解できたのではないでしょうか?
今夏の懇談は保護者様から多くの生徒情報をいただくことができました。この情報をもとにお約束したことを粛々と実行してまいります。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
写真は中村(元)先生が体験学習の中3生に指導しているところ。指導スタイルはシャープで切れ味鋭く、「できる」ではなく「理解させる」ことにこだわっております。