入塾のエピソード

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最近入塾した中3生のエピソードが急に書きたくなったので書きます。
(数年ぶりに1日2回目のブログ更新。。。。。)

昨年12月に体験学習で彼に初めて会い、話を聞いてみると<笑いながら学校の宿題はやっていない、授業も真剣に受けていない、先生も嫌いだから指示には従わない、でも高校にはいきたい>というものでした。
さらに塾に入ったら宿題あるのかな?多かったらできないかも?という態度なので、保護者様が入塾手続きをしたいというのを一旦保留にして条件を出しました。
(理由は今の気持ちで入塾しても心構えがないので伸びない。塾も保護者も不幸になると思ったからです)

そして条件は「某テキストをアマゾンか楽天で購入して自宅で最後までやり遂げること」でした。

お母さん曰く「それを最後までやったら塾に入れてくれるのですか?」と訊かれるのですが、私は「最後までやってから電話してください。すべてはそれからです」と入塾させるかどうかの返答すらしませんでした。

実際のところ、そのテキストはアルファベットが苦手な生徒向けの教材であり、分量が多く最後までできる人はあまりいません。

ましてや彼の性格からすればかなり無理そうだし、そもそも塾に入れたい!と言ってるのに保留で条件つけられるなんて。。。。と怒って近所の個別指導塾に入れてもおかしくありません。

誠心館の体験授業後に他塾への入塾を決める方もおられるので、彼が他塾に行くことに対してのわだかまりは全然ないのですが、条件づけした内容が適切だったのか?彼のためになったのか?に対しては自信が揺らいでおり、ずっと気になっていました。

電話を入れてみようかな?と思った時期もありましたが、入塾の勧誘みたいになるのも嫌だったので、流れに任すというか、うちには縁がなかったんだろうという考えでそのままにしておりました。

ところが4ヶ月後にお母さんから電話があり、5月から入塾させたい。テキストは全部できなかったが、かなり頑張ったとの連絡が。。。。

そして、実際に彼に会ってみると前回と全く違い目が本気でした^^
さらにお母さんのなんともいえない笑顔。

これはもうやるしかありませんね。
彼とお母さんの気持ち、確かに受け取りました!

面倒見のよい伊東先生を担当にして残り10か月の間、できる限りの指導をしてまいります。

いま、ここからのスタートとなりますが、きっと「いま」が彼にとって最善かつ必然だったんでしょう。ご縁に感謝です。

高3生の進路指導について

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大学入試にチャレンジする高校3年生は5月から毎月(!)個別面談を計画しております。

昨日は近大理工学部が第一志望の生徒が作成した学習計画をみながら阿部先生が面談を担当しました。彼の場合は公募推薦で数学、物理、英語の3科目から2科目選択であること、すべり止めは大工大にすること。浪人はしないとのこと。

それに対して高校での指導内容を聞きながら、今の時期にやるべきこと事柄を明確にしてアドバイスさせてもらいました。
彼は目標がぶれず、講師の指導やアドバイスをしっかり守ってくれる努力家なので伸びる可能性大。週1回の通塾ですが、自習室をフル活用して自分の未来のためにがんばってください。

他の生徒たちもカリキュラムシートが完成している順に担当講師が個別面談してまいります。
授業が終わったあとなので若干帰りが遅くなりますが、保護者の皆様よろしくお願いします<(_ _)>

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