こんにちは! 講師の阿部です。
今日は「常識を疑う。」をテーマにお話しさせて頂こうと思います。
つい先日、中3の生徒さんに理科を教えていて、私はある項目に引っ掛かりを覚えました。
「燃料電池」についてだったのですが、教科書には反応するとは到底考えられぬ式が書かれていました。
そうです。 教科書は「嘘」をついていたのです。
勿論、教科書の筆者が皆さんを騙そうとして嘘をついているのではありません。
しかし、「嘘」をつかなければ中学範囲では理解ができない。
そんな中、苦渋の決断として筆者は「嘘」をついたのだと思います。
さて、では皆さんに質問です。 教科書は必ず「嘘」をつかないでしょうか?
答えは”NO”です。 教科書は時に「嘘」をつきます。
では、大勢の人が信じる「常識」は必ず「嘘」をつかないでしょうか?
これまた、答えは”NO”です。教科書だって嘘をつく まして常識なら尚更でしょう。
このように、教科書も常識も時に嘘をつきます。
そして、これからますます情報が増え、複雑化していく社会の中では、
常識を疑い、それらを吟味して自身で判断することが必ず必要になってきます。
さあ、一度常識を疑ってみましょう!!
(上記した燃料電池の反応の詳細はhttp://www.eonet.ne.jp/~nakacchi/kakyou2013.pdfに詳しく
記載されています。 興味のある人は是非見てください。)