センター試験

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本日のブログ担当、菱川です。

さて、今日はセンター試験について書こうと思います。『センター試験』と聞いてもなかなかピンとこない人もいると思います。一つ前の世代でいうと共通一次試験というものです。

簡単にいうと国公立の大学に行くためにはほぼ間違いなく受けなくてはならないテストです。英語、数学、国語、理科、社会(文系は社会二科目、理系は理科二科目)のそれぞれのテストを受け、合計九百点満点の勝負になります。

受験生はこの試験をほぼ全員受けてそこからさらに各大学の個別試験を受けに行きます。当然、センター試験の点数がよければその分周りの受験生より優位な立場から各大学の個別試験を受けることができます。逆もまた然りです。

また、私立大学にもセンターを利用した受験制度もあります。この受験方法はセンター試験の持ち点だけで合否が決まります。倍率はすごい数になりますが、この受験方法を使えばわざわざ本試験を受験しに遠くに行く必要がなかったり、お金もあまりかからないというメリットもあります。

国公立大学だと七割、私立のセンター利用入試だと八割くらいの点数が必要になってきます。

このセンター試験でどれだけ高得点をとれるかどうかが勝負になってきます。それだけ全国の受験生も必至になって点数を取りにいきます。(実際、自分もセンター試験にはすごく力をいれたのを覚えています。周りの講師も同じだと思います。)

将来、この塾からもセンター試験を受ける人が出てくると思うので、その時は是が非でも結果を出せるような指導をしたいと思っています!

学習障害(LD)

ネットワーク

塾長が集まるといつも話題になるのが、LDのお子さんの授業です。保護者様が理解している場合もありますし、勉強嫌いだからできないだけと信じている場合もあります。

一番わかりやすいケースとして英単語を書かせてdog がbog になったり、sunday が sunbayと書いてしまう、いわゆる逆さ文字になってしまう子はほぼ間違いないでしょう。

他にもSとCの使い方にも特徴があったり、暗記がまったくできなかったりしますが、そんな場合でも諦めずにコツコツとやることで大きな成長が見られたり、改善があったりする事例が多くあります。

なので、休日には多くの勉強会やセミナーに参加して情報を集めております。

写真は昨日に参加した兵庫県障害児放課後ネットワークの総会の様子です。

ご縁のあった子供たちの将来のためにできる限りのサポートをしたいと考えております。自分で考えて自分で行動できるホンモノの「自立学習」を目指して、頑張りたいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

入塾手続き

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昨日は東中のRくんが保護者様と一緒に入塾手続きをしてくださりました。

週3回フリータイムなので、国・数・英をしっかり予習・復習することができます^^

誠心館で自分流の勉強スタイルを見つけてください。5名の講師も他の生徒も仲良しですし、勉強の仕方やノートの取り方も教えてくれます^^ 5月2日(金)お待ちしております!

ご縁のあった子供達には誠心館の教室を充分に活用していただき、勉強の仕方、目標の立て方、勉強する意味、テスト対策、将来の夢、潜在意識の重要性(言葉・口癖)等々を理解してほしいと思います。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございました!

卒業生の保護者様が来てくださりました!

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昨日は誠心館卒業生の保護者様が教室にお越しになり、お菓子の差し入れをしてくださりました!

保護者様とは久しぶりにお話しをさせていただきましたが、本当に感謝の言葉しかありません。<(_ _)>

どこまでお役に立てたのか?指導方法、接し方はそれでよかったのか?と自問自答しながら、約2年半における在籍中のTさんの姿を思い出してみました。

 

 

過去の出来事に関しては現在の立ち位置で変わると言われております。 現状が満足できていれば、過去は今の為にあった!と肯定できますし、現状が不満足の場合は、あの時にこうすればよかった!と否定してしまいます。

なので、事実は一つですが解釈は無数であり、それは「いま、ここ」の自分次第だということがわかります。

卒業生がいつでも気軽に立ち寄れる教室であり続けたいと思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

 

 

数学の勉強と教科書

omikuji

こんにちは。講師の中村(元)です。

さて、数学の新しい単元の勉強を始めるにあたって重要なことはなんでしょうか。それは教科書を「理解する」ことだと考えています。
数学は高度に論理的な学問ですから、話のつながりには必ず「AだからBである」といった因果関係が存在しています。これは簡単な問題を解く際にも出てくる考え方で、難しく考える必要はありません。例えば、「2次方程式が出てきた、だから因数分解をしよう」という考え方は2次方程式を習えばすぐにできるようになるはずです。
まず「数学ができる」とはどういうことでしょうか。
ある問題の仮定をA、導きたい結論をZとします。「AだからB」、「BだからC」、「CだからD」、・・・「YだからZ」が成り立つから「AだからZ」である、という因果関係を導く能力の高さが「数学ができる」ということです。
ではその能力はどうすれば身につくのでしょうか。
「理解する」とは単に「暗記する」こととは異なります。もちろん必要な用語は覚えなければなりませんが、例えば教科書に載っている証明を丸暗記する必要はありません。結論から言うと、教科書に載っている「AだからBである」といった因果関係の意味がわかることが「理解する」ということです。
すなわち、教科書に書かれている「AならばBである」の部分をすべて理解しようとすることから数学の勉強は始めるべきと言えます。問題の解き方を覚えるところから始めるとこの能力がなかなか身につかず、応用問題、ひいては文章問題に対応できない、といった現象が起こります。もちろん解法を覚えることは数学の問題を解く上で大きなウェイトを占めるポイントですので、軽視していいということではなく、「理解する」ことが先に必要だということです。
私も大学受験に向けて数学を勉強を始めるにあたってまず最初にしたことは、高校3年間の教科書をすべて引っ張り出して、その内容を「理解する」ことからでした。すべての教科書の因果関係を「理解した」と思えるようになるまでは問題を一切解かずに読み続けました。
この「理解」と「暗記」の違いは少し難しいと思いますし、実際「暗記する」ことが「理解する」ことにつながるのも確かです。だからこそ勉強する際には「なぜこうなるのか。」「なぜこのような考え方をする必要があるのか。」といった疑問をもっと持ちながら考え、暗記してほしいと思っています。